SUB DOCK-A 宇宙戦艦ヤマト Space Battleship YAMATO 1/500

日本を代表する宇宙船と言えばこれでしょう。
1974年にTV放映されてからすでに30年以上、今なお人気を持ち続けている宇宙戦艦ヤマト。バンダイから時々プラモデルが発売され、2005年の再販でようやく入手した1/500のヤマト。これは是が非でも水中モデルとしてR/C化せねばならないと思い製作しました。
ここで最大の問題はどうやって動かすか・・・でした。船体内にガスバラストを積む・・・しかし潜水艦じゃないからそういう雰囲気でも無いだろうと・・・。推進はスクリュー?・・・いやイメージ違うよなぁ・・・。どうやって旋回させる?・・・艦尾の舵?・・小さすぎる。いや、ヤマトは宇宙船なんですよ、そういう当たり前の機動じゃなくてもいいんじゃないかと。そこで、エンタープライズ-A用に考えていた3次元推力偏向ノズルを試してみようと考えました。船体に舵やスクリューを使わなくて済むので一石二鳥、推進方式もVOYAGERで使った灯油ポンプを更に改良しパワーアップしたパワーユニットを搭載、STARFLEET艦隊の製作の合間に軽く作ったつもりが、操縦していて楽しいいい艦に仕上がりました。バンダイでは1/350のヤマトを企画中のようです。これはエンタープライズAと同スケール!、ならば発売されたらやらざるをえないでしょう・・・ね。
宇宙戦艦ヤマト モデル情報
・ベースモデル:バンダイ 1/500 宇宙戦艦ヤマト
走行メカニズム
・推進方式 ポンプジェット
・舵取り方式 3D推力変更ノズルシステム
コントロールシステム
・3ch R/C システム
・サーボモーター(ブリッツ305改造防水サーボ×2)
・アンプ GWS 400
・受信機 REX5
・バッテリー 動力用ニッケル水素
7.2vパック
・動力用モーター 灯油ポンプ (Speed280モーターに換装)
電飾システム
・点灯用LED 高輝度3mmLED×2個
![]()
●2005年11月
製作期間2週間・・・軽くちゃちゃっと作りました。しかし、そういう作り方をすると後で苦労するという典型的なパターンに陥りました、スイッチを2回作り直し、メカボックスの浸水、電池ボックスの浸水、配線し直し・・・、結局完成までにはその後2ヶ月の時間が必要でした。ただ、そのミス一つ一つがノウハウとして残り、結果良かったんだと思います。
![]()
●45口径46cm三連装衝撃砲(ショックカノン)。
主砲ショック・キャノンも稼働出来ます。水中での走行水圧に耐えられるようにOリングで主軸を押さえてあります。各砲門は付け根にゴムシートを入れてあり各々自由に角度をつけることが。出来ます。また、パルスレーザーやらアンテナやら、とにかく水中で脱落しないようにするのが一苦労。通常の接着剤では不安なので、きれいに仕上げるのが難しいのを覚悟して、プラリペアで補強しながら接着。プラリペアがモデル本体と同じぐらいの値段がかかりました。細部の美しさより丈夫さを優先して作っています。それでもすでにパルスレーザーが1門欠落、艦橋やらアンテナやら補修しまくっています。
![]()
●内部レイアウト
左からアンプと受信機が入ったメカボックス、電池ボックス、灯油ポンプ、水密サーボ、噴射口の隠れて見えないのが3D偏向ノズル。電飾はLEDが艦橋に一つ、下部第3艦橋に一つの計2つ。電飾は他のモデルと違い走行用バッテリーから電源を供給しています。煙突後方の服砲がスイッチになっています。
![]()
●水密サーボは大変・・・。
飛行機のラジコンをやったことがある人なら何の違和感もないむき出しのサーボ・・・。でもこのまま水の中に入るんです。私の製作している艦は基本的にすべてウエットハル、つまり船体内部には常に水が入りこみます。主要メカのみ分散した水密ボックスで構成しています。50cmほどの船体を完全防水のドライハルにすると浮力が大きすぎて相当な重りを積まなくてはなりません。しかも防水自体が凄く大変になります。水に入ってぬれてはいけない部分だけ防水して浮力は硬質発泡の浮力材で調整するのが私流。この方が浮力材の増減の調整で細かなバランス取りが出来ます。しかしサーボの防水はかなり難しいのも事実、ただ、サーボが単体で防水になっていればこのような狭いスペースにも使用することが出来ます。エンタープライズAやNX-01に使用している水密サーボはこれと同じタイプですがこのヤマトでのテストで改良を重ね現在ver4となり、ようやく実用レベルになってきました。ただサーボ改造はリスキーな方法なのであまりおすすめは出来ません。
![]()
●3D偏向ノズル搭載、パワーユニットは灯油ポンプ
これが3D偏向ノズル。主噴射口の中のセンターコーンの部分をカットして吹き出しを作っています。これのおかげで潜蛇や左右舵が不要になりました。しかも舵や潜舵と違いダイレクトに水流を曲げるので反応が早い反面、ポンプジェットなのでバックは出来ず、常に水流を出し続けなければ方向制御が出来ないと言う弱点もあります。 このノズルは2個のサーボでXY軸を同時制御するので上下左右斜めすべての方向に動かすことが出来ます。プロポのコントロールは左の1スティックで上昇下降旋回をすることが出来ます。
操縦は舟や潜水艦というより飛行機の感覚に近いかもしれません。パワーユニットはヴォイジャーと工進製の同じ灯油ポンプを使用してモーターをグラプナーのSpeed280 に交換しています。灯油ポンプでモーター交換が可能なのはこのEP-10です。 興味がある方は 工進 電動給油ポンプ EP-10で検索してください。安価で改造しやすくて重宝しています。モーターやパワーユニットの防水から解放されます。これのおかげで製作期間と労力が大幅に少なくて済んでいます。こんな風に走る!という動画は映像ラウンジで公開中。
1/350ヤマトはSubdock-Cで公開中