MAIN DOCK-A YDD-NCC74656 USS.VOYAGER

E型テストから様々なノウハウを蓄積
YDDとして最初に取りかかったのはE型ですが、手探りで作っていたE型をちょっと休んで作ったのがU.S.SVOYAGERです。スクリューは使いたくないのと、E型で断念した点滅航行灯を搭載したいというコンセプトで製作に取りかかりました。しかし実際取りかかると更に様々な問題が・・・。と言うわけで密かに直前までテスト、改修を繰り返してのアクアミーティングデビューとなりました。
2004/12月のアクアモデラーミーティングでのテストデビュー後、間に合わなかった塗装の一部修正と、ポンプユニットの若干の改良を行っています。2005年のJAMSTEC一般公開では2回デモンストレーション走行を行いましたが、3回目にはモーターのブラシが壊れて過電流によりアンプが燃えて3回目はリタイヤしてしまいました。その後モーターを飛行機用の280モーターに換装、アンプもES-01から飛行機用のアンプに交換、現在に至っています。就航から1年半、安定して稼働しています。サーボリンケージのグリス補充は1年に1回程度ですむのでメンテナンスもほとんど必要ありません。
USS-VOYAGER モデル情報
・ベースモデル:モノグラム U.S.S.VOYAGER + DLM製クリアディフレクター
走行メカニズム
・推進方式 ポンプジェット
・舵取り方式 上下方向は円盤部前方の透明プラ版の潜水舵、左右は推力偏向ノズルシステム
コントロールシステム
・4ch R/C システム
・サーボモーター(GWS-PICO×3)
・アンプ GWS 300
・受信機 REX5
・バッテリー 動力用ニッケル水素
単4型6本 7.2v
・動力用モーター 石油ポンプ (speed280モーターに換装)
電飾システム
・点灯用LED 高輝度3mmLED×10個
・点滅灯用LED 高輝度3mmLED×4個 LED点滅回路
・点灯用/点滅用バッテリー 単4型×6本(各3本づつ)
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●2004年12月、VOYAGER登場! 世界初の水中R/C宇宙船?
エンタープライズEが現在製作中となっているので、このヴォイジャーが世界初の水中R/C宇宙船だと思います。製作を始めた順に完成していってないのは、テスト時に満足は結果になっていないからですが、新しい艦をテストするたびにいろいろな問題やそれを解決するアイデアが生まれるので、問題が解決した順番で完成しているというのが事実です。全長約52cmで、内部スペースもメカを積み込みやすく改造には最適なモデルでした。ディフレクターはどうしても光らせたかったので、DLMのクリアパーツを購入して使用しています。また、デカールもモデル付属のものではなく精密デカールを購入して使用しています。
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●通常分解
センターの青いボックスがメカボックス。その両サイドに対称には位置しているのがアルミボックスのバッテリーケース。船体中央部に動力用のアルミのバッテリーボックス。配線は特性水密コネクターで結線しています。円盤上下の固定はアルミサッシ用のステンレスビスで固定しています。この部分はスナップフィットにしたかったのですが、強度的に断念しました。スイッチは円盤部後方のスラスターを利用してマグネットを利用したリードスイッチを動力用、電飾用に分けて配置してあります。
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●メンテナンス分解
メカユニット、電飾ユニット、第2船体、ワープナセル/ウイングも分解できます。これは塗装時に各パーツ毎に塗装できるようにするためだったのですが、別の利点があることに気づいて初期プランより進化させた形での構成になりました。ワープナセル内部は浮力材が入っていて走行時には全体が光らなくなります。ただ、ここははめ込み式にしてあり微妙な浮力調整が出来るという利点もあります。
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● 電飾ユニット
電飾ユニットは点灯・点滅用と各ボックスに分けてあり、重量バランスもほぼ同じにしてあります。左右どちらかだけでも機能的にはまとめることが出来ますが、左右のバランスが取れていないと走行時の安定性に欠けるのであえて重量増となる方法をとりました。
結果的に電池の容量が大きくなったため、交換時期が長くなり、煩雑な交換作業を減らすことにはなりました。あと、残念なことは浮力材との関係でワープナセルの点滅航行灯の位置がオリジナルより後ろになってしまったことです。こういう部分は実際の走行を考えると妥協せざるを得ないのかもしれません。
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●なるべくメンテナンスフリーに
動力のポンプは灯油ポンプを改造して使っています。改造が簡単で短時間で作れるので予備ポンプも製作しました。また、コネクターで接続しているので短時間で交換することが出来ます。メカボックスは基本的にはメンテフリーになっています。一応メンテハッチがありますが開けなければならないような時にはボックス自体を壊すということになります。リンケージの水密グリスに関してはいつでも補充することは可能です。
メカユニット前部からは前潜舵用の2本のロッド、後ろからは偏向フィン制御用のロッドが一本出ています。アンプ・受信機・サーボがすべてここに詰め込まれているので、ここの水密には特に気を遣っています。ボックス自体は2mm厚のアクリル板です。色がブルーなのは・・・きれいだという理由のみです。
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●3.3mでも漏水無し。
現在考え得る耐水方法をすべて試したのがVOYAGERです。そして苦労して製作して自由に動かすことが出来たとき、それは至福の時間となります。
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●操縦性
走行時には円盤部前部左右スラスター位置に透明ウイングをつけます、これは水中でのコントロールをするためですが、これは円盤部で行うより本来は船体後部で行った方が効率はいいと思います。ただ、円盤部の潜り癖を押さえるという事を優先し、さらにブレーキとしての役割を持たせています。あまり急な方向転換は出来ませんがその分スケール的な動きに貢献しているように思えます。
現在製作中のNX-01や1701-Aに関しては潜舵のない方式が可能ですが、ヴォイジャーに関しては船体形状的にこの方法で行くしかなさそうです。
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●ヴォイジャーの水中姿勢 異形船体の憂鬱? やってみて分かること。
ヴォイジャーの動きの中で解決できない問題が一つあります、それは船体形状です。思った以上に水の抵抗が大きいです。そして一番の問題は大きな円盤部の円盤の角度にあります。円盤部はかなりスラントノーズになっていて、押し下げようとする力を生み出します。つまり前に進むと潜っていく・・・。スピードを上げると更にこの傾向は強くなります。
しかも、上昇時や旋回時にも微妙に影響しているようなので、コントロールは更に癖が出てきます。この癖を克服しない限りかなり極端な操縦性ならざるを得ないと思います。さらに前後の浮力バランスもかなり走行姿勢に影響しますから非常にバランスとりが難しい形状です。現在はやや前方の方の浮力をやや強くしてあります。
公開中の動画にボーグキューブを引っ張って走っているのがありますが、ボーグキューブの浮力が強すぎると後ろが引っ張られて船首が上に向きません・・・、こういう事をすると更に船体のバランスを直さねばならないのでやっかいです。見た目はおもしろいんですけどね・・・。
今後更にノウハウをためて改良を加えたヴォイジャーの2番艦を製作するつもりです。